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シューケア人のミカタ
<シューケアのR&D経営者BLOG>  シューケア(靴のお手入れ・靴磨き)という仕事を通じて感じたことや、考えること、こだわりなどを綴り、語ります。
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モノの価値観を伝えたい
モノの価値を測る物差しはたくさんある。ブランド、店の暖簾などは築き上げてきた信用と品質からきているだろうし、ノーブランドであっても素材、デザイン、製法、耐久性、機能性等のどれかが秀でていれば価値は高まる。またコレクターが収集しているものは、個人によって価値観が違うため、興味のない人にはガラクタみたいなものであっても、コレクションしたい人にとっては「お金をいくら出しても手に入れたい。」と青天井的に値段が跳ね上がる。

革靴はその価値が一般的に理解されにくい種類の製品だと思う。靴そのものをなにげなく見ているだけではその製法や手間等から考えた価値が伝わりにくいからだ。そのためか人によっては靴を完全に消耗品ととらえ「とりあえず足が痛くならずに履ければいい」という考えの方もいる。そんな方には是非、靴の製造過程を見て欲しい。一般の方が想像している以上に、たくさんのパーツを使って、見えない部分や細かい部分にまで気を配っている、この凄い縫いの技術を習得するのにはかなり時間がかかるだろうなぁ、この皮革はこんな良質なものを使っているんだ・・・等々。グッドイヤー製法等に代表される縫い込み式の革靴には買い手を魅了するすぐれた技術やこだわりがたくさん詰まっているので、とにかくそれを見るだけで、それまでの知識や想像を超えて目からウロコが落ちる状態になれるはずだ。だからこそ靴作りの過程が消費者の目に触れる機会が増えれば、もっとその品質や価値を理解してもらえるようになると個人的に思うし、そういう機会を増やす努力をしていきたい。

手曲げ靴べら 日本製 ハンドメイド シューホーン


このようにモノの価値観というのはその製品の背景にある、製法、素材、こだわり等が買い手に伝わるだけで高くなってくるもの。言葉を変えると、人は良い意味でその製品がもつ価値が期待以上だったり、驚かされたりするとその製品に魅了されてしまう。実は最近そのような商品をR&Dは紹介し始めた。“手曲げ木製靴べら”という商品で、職人さんが一本一本丁寧にハンドメイドで作っている携帯シューホーン。最初は、ごく普通の天然木の靴べらに見えたので、正直に言うと、それほど興味がわかなかった。でもその商品の説明を聞いていくうちに、自分達が想像していたものとは全く違うことがわかり、のめり込んでいった。

まず靴べらそのものは、木を削って作られていると思っていたのが、熱を利用して曲げているという技術に驚かされた。まっすぐな木を湾曲させて靴べらを作るなんて全く想像していなかった。削りではなく曲げているから薄くても強度があり、かつ軽量でもある。さらにパープルハートという木は、「美しい赤紫色に塗装されているな。」と思っていたら、塗装したのでは無く木材そのものが赤紫色をしていると知り、すっかりはまってしまった。こうなるともう社風かもしれないが、皆様にご紹介しないといけないという変な使命感に燃えてしまう(笑)。

“良い意味で商品に対する期待や想像を超えた何かがあること。”全ての商品とは言わないが、R&Dの場合は創業以来、そんな商品を常に探し数多く開発してきた。そして、自分達がセレクトした商品をお客様に紹介して喜んでいただくことが仕事のやりがいや満足度に繋がっている。つまり、僕たちが本当にラインナップしたい商品は品質だけ良ければいいという訳ではなく、それにプラスして、人の想像を超えるものや驚きを与えるといったR&Dがセレクトする理由がある商品。今後もこのスタイルと気持ちは絶対に忘れることなく、商品に対する人が持つ思い込みや想像を良い意味で裏切り続けたい。


靴のお手入れに関する情報は→こちら
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