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シューケア人のミカタ
<シューケアのR&D経営者BLOG>  シューケア(靴のお手入れ・靴磨き)という仕事を通じて感じたことや、考えること、こだわりなどを綴り、語ります。
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独学で切り開く
先日、日本メンズファッション協会主催の2012年グッドエイジャー賞の授賞式にお邪魔した。年
齢を重ねても人生を楽しみ、常に未来を見つめ、これから先もまだまだ色々なことに挑戦してみよ
うというバイタリティに溢れる方々を表彰する賞で、今年はフォトジャーナリストの笹本恒子さん、
ファッションデザイナーのコシノヒロコさん、俳優でケーナ奏者の田中健さんが受賞されました。

受賞者の一人の田中健さんといえば「俺たちの旅」ですね!小学生の頃(?)中村雅俊さんや秋野
太作さんなどと一緒に出演されていたのが懐かしく思い出されました。授賞式で田中さんがケーナ
の生演奏されていて、初めて拝聴しましたが、少しかすれた感じの音色が心に染み渡り本当に素晴
らしかったです。

田中さんによると、ケーナとの出会いは1983年の南米旅行中に偶然耳にしたのをきっかけだったそ
うです。その後、独学で練習し現在に至っているとのこと。プロのケーナ奏者となった今でも理想の
良い音を求めて練習しているという。そして、ケーナの練習やスキルの習得は独学で学んできたそう
だ。田中さん曰く「独学というのは遠回りすることも多いけど、これが良かった・・・。」と。確かに独
学というのは善し悪しがある。間違いなく指導者から教えを請う方が的確で、上達するスピードも格
段に速いだろう。最短の時間で効率よく上達したいということはだれもが思い考えることだ。

でも反面、田中さんのように自分で楽しみながらゆっくりと上達し、時には失敗をしたり、壁にぶつ
かりながら身につける技術や知識。これは膨大な時間と手間が掛り無駄も多少でるが、その壁を乗り
越えた時の喜びは何事にも代えがたいと思うし、本当の実力もつくはずだ。そういった意味も含めて
独学という難しい方法で道を切り開いた田中さんに心から敬服致します。

そして、R&Dでも少しこれと似たような経験がある。汚れ落しの定番的人気商品である“水性の靴
用汚れ落し”ステインリムーバー
は、僕が会社に入ったころは取り扱っていなかった。当時の日本で
は靴用クリーナーはチューブに入った中性クリーナーやローションタイプが主流で水性の液体クリー
ナーなんて市場で全く受け入れてもらえる雰囲気がなかった。

そんな時、イギリスから当時のメーカー担当者が来日して「何故、日本でステインリムーバーを売らな
いのか?」ということを聞いてきた。業界の異端児と言われたR&Dでも、「クリーナーはチューブや
ローションじゃないと売れない・・・」という先入観や、なんとなく「シミになりやすそう」「色落ちしそ
うな気がする」といった消費者や小売店さんの思い込みが強かったこともあったし、それ以前に、“液
体靴クリーム”じゃなく“乳化性靴クリーム”を使って下さいとそちらを営業する方が優先されていたの
で、汚れ落しは二の次だったというのが本音だった。でもそう言われてみれば・・・と試してみたら、とに
かく靴の汚れがすっきりと落ちて、表面の汚れだけでなく古いクリームまで落ちる。まさに肌をクレンジ
ングしている感覚と同じであることに本当に驚いた。そして、すっかりステインリムーバーの虜になって
しまったのを鮮明に記憶している。

靴磨き、靴のお手入れにおけるステインリムーバーの重要性を理解してからは、事あるごとにその必要
性とクリーナーとしての性能の高さを色々な人に説明し続けた。さらにブラシを使用した方法だったり、
布も様々な種類を試したり、革も様々な種類で試したりして、その良さをどんどん理解していった。そ
して「M.モゥブレィブランド」が誕生と同時に、独学で長年の改善を重ねた結果として完成したのが現
在の「M.モゥブレィ・ステインリムーバー」なんだ。

MowbrayStainRemover ステインリムーバー M.モゥブレィ


元々の英国製に比べて使用感がよりソフトで、皮革にダメージが少なく水分がスッと染み込み、皮革を
劣化させやすい汗の成分や塩分等も浮き立たせて落す。他のチューブやローションのクリーナーは、
“擦っている”感覚なのに対して、ステインリムーバーは汚れや古いクリーム、ロウ分をフワッと“浮か
せて取る”感じ。このやさしい感覚にすっかりはまって沢山のシューズを磨き、この“水性クリーナー”
のおかげで、それまで以上に靴のお手入れ、靴磨きが心底楽しくなった。

今回、田中健さんのお話を伺って、田中さんのケーナのように当社も理想のシューケア・靴みがきを目指
して改善、改良し続けたいと思う。向上することを楽しみながら・・・。


革靴用 水性クリーナーステインリムーバー

【M.モゥブレィ・ステインリムーバーのお話はこちらから】




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